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2010.03.19 (Fri)

大切な事はゲームから学んだ~PerfectWorld:ギルドの場合~

*この記事は、Frontierが過去mixiで書いた文章を一部加筆修正したものです。


 PefectWorld-完美世界(以下PW)は多人数参加型のMMORPGだ。
このMMOというジャンルが大勢のネットゲーマーを魅了する最大の理由は他人とのコミュニケーションにある。
自分と同じファンタジーの世界に参加しているプレイヤーが何千、何万と存在するのだ。
 私はその中で初期の段階から常にギルドマスターとしてプレイしてきた。
ギルドマスターとはギルド(組合)のTOPに立ち、メンバーたちをまとめるリーダーのことだ。

 
 理由は単純で、ただ自分で自分がやりたい事をやりたかったからだ。
一時期はもともとあった組織の中で参加していたが、その方向性ややっている事は私の目的とは外れていた。
もともとある組織を改革するのはともすれば反目に近いものがあるし、難しい。
かといって自分を変えたり我慢する事が嫌いだったため、作り上げるしかなかった。


 PWでギルドを作った最初の目的はもともと付き合いの長かったメンバー達と共有する時間を高めたかったからで、
2番目の目的は対人戦、それも領土戦という集団戦に参加することだった。
非常に長い時間をかけてその目的は両方を達成する事ができたが、
その中で学んだ事の一つがリーダーとしての役割だ。

それは以下の7つにまとめられる。


1.リーダーは目的、指標、夢、どれかを持ち続けなくてはならない
2.リーダーはなにもかもとりまとめる必要はない
3.リーダーは誰よりも優れている必要はない
4.リーダーはサポーターである必要がある
5.リーダーは良く判断し、決定を下さなくてはならない
6.リーダーは時として厳しくなくてはならない
7.リーダーは常にそこにいなくてはならないわけではない



 集団を作り上げる際に最も必要なのは1番だ。
多くの人はリーダーについてくるのではなく、リーダーのもつ目的に共感しついてくる。
目的さえはっきりしていれば2番の通り、リーダーがいないときでもメンバーはその目的に沿った行動が自律的に行える。
また、3番にあるとおり優秀である必要はない。全てにおいての専門家になるのは非常に難しいが、専門家を適所にあててチームを優れたものにするのは意外と簡単だ。

 リーダーは自分自身が目的を達成するために自己利益だけを追求してはいけない。
4番のようにサポートに回り、ついてくるメンバーの目的を達成させて初めて自分の目的が達成できることを知っていなくてはならない。
集団戦を基盤とする領土戦では特にそうだ。自分がいくら強くとも、仲間が強くなくては勝利することはできない。
逆に自分がどれだけ弱くとも、仲間さえ強ければ勝利を手にする事は出来る。

 一貫したギルドには必ず否定的な意見、反目する者、または悪気はなくとも目的と外れた方向へ向かう事がある。
それを何としても食い止め修正しなければならない。そうでなければ集団が機能しなくなってしまう。
その時に必要なのが5番6番だ。
より良い方向へ進めたければ多くの人間の意見を聞き、最終的には全ての責任を持って決定を下し、時として厳しくなければならない。

 集団が大きくなればリーダーは2番と7番が特に大切になってくる。
なぜならだんだんと自分の仕事を減らしていかなくてはならないからだ。
大きくなるごとに自分の仕事を増やしていけば必ずそこに限界点が存在する。
できる限り仕事や責任を分散させていき、大きくなるほどに楽になるようにしていけば、
いずれリーダーがいなくともその集団は機能していくようになる。その状態こそが優れた組織と言える。

 最終的にマスターを務めていたギルド紅炎は、私が引退すると同時に解散するしかなかった。
後を任せれるだけの人はいなかったし、ゲームとして任せられる仕事量でもなかった。
これは指揮や作戦、主な計画の発案、決定のほとんどを最後まで自分でやってきたことが原因だ。
そのため、この紅炎の強さは私自身のモチベーションによって強さが大きく変わっていたし、
要所の仕事をマスターが独占して行っていたために代わりがおらず、不在時は明らかに弱体化していた。

 たしかに紅炎は一時最強であったし、今でもその強さは既存ギルドとは一線を画していた自信がある。
それほどまでに紅炎で共にゲームをした人たちは個性的で情熱的で、魅力的な人たちだった。

だが、組織として未熟であったのは明らかだ。
あの頃リーダーとして必要だと思っていた行動は、実はその組織の癌である事に気付いたのはそれが崩壊してからだった。
なんでも自分でやろうとする事は、いずれ組織を潰す最大の要因になってしまう。

 リーダーは最初は一番早く前にでて、常に前を向いていなくてはならない。一緒にやろうと声をかけていく努力が必要だ。
だが、ずっと一番前で出しゃばってはいけなかったのだ。
ただ、同じ方向を皆が見れるように指をさしてやればいいだけだった。
自分で作り上げた紅炎が自分の決定で解散したことに後悔はないが、
それでもなくなってしまうのは少しもったいなかったと思う。

 PWは面白かったし、ゲームでありながらそこでの経験で多くの事を学ぶ事が出来た。
例えば、リーダーシップの考え方と、前に出る勇気だけで大きな達成感を得る事ができるのだという事を。
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