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2010.03.08 (Mon)

思考ツール

 考を鍛えるというのは少し難しい。
だが、先人たちの智恵がツールという形で世に広まる事は往々にしてあることだ。
思考そのものの、脳そのものを鍛えるよりも、脳がスムーズに動けるようにするのは意外とたやすい。
例えば、マインドマップ
これは思考を既存の型に当てはめて考えるよりも、自由に広がる図にした方が良いという考えから生まれたものだ。

同じ様な手法に
・ブレーンストーミング(発散)
・カード発想法
・ポジティブシンキング

等があるが、
ひどいのになるとやたらカタカナを多用して
・全く新しい!
・私の開発した!
・海外で良く使われる手法!
・○○(有名企業や著名人をいれてみよう)発想法!!

なんていう聞き飽きたキャッチコピーで劣化コピーを並べている。
結局のところ目的はかわらず、名前を変えたものをカタログ化しているわけだ。

 りあえず、これでは使う方が混乱するので使用するツールは絞ってしまおう。

新しい発想を求める時
・ブレーンストーミング(発散)

発想をまとめる時
・ブレーンストーミング(収束)
・MECE(ミッシー)+ロジカルツリー

未来予測
・シミュレーション
・リスクマネージメント

総括
・戦略的思考
・反復法

運用
・戦術的思考
・意思決定とプロセスの明確化

反省、原因究明、問題点と改善点の模索
・Why?Why?Why?法



以下解説
 レーンストーミング(発散)は、簡単に言うと皆で集まってアイディアを出し合うことだ。
ただし、いくつかのルールが決まっている。
1.提案者への否定は絶対に行わないこと。
2.常にポジティブな面を見て、提案をより良くする提案を促す
3.提案の比較、現実性、収益性などは考えない。

 これは他者と良いコミュニケーションをとりながら行えるというメリットが良い。
もちろん一人でも出来るが、むなしくなっても私は知らない。

 ブレーンストーミング(収束)とは発散とはまったく逆のことを行う。
現実的な問題やネガティブな面を真剣に探り合う。
この時大切なのは、やはり提案の否定はしない事だ。
無理だ、と言うぐらいなら他の提案の方が優れているという点を模索しよう。
良いところだけを抽出して、他の案とくっつけてしまうのも良い。

 あまりに発想が飛躍していたならば、まずはMECEを使おう。
MECEとは漏れや重複の無い完璧な切り分けを行うことだ。
人間を性別でMECEすると
男:女:その他
年齢でMECEすると
10代以下:20代:30代:40代以上
この、○○でMECEするという切り口がわりと大切なところで、切り方を間違えると全く意味が無い。

 MECEで分類されたものはフレームワーク化するに便利だし
MECEで分けられた中から優先度の高いものを考えるにも便利だ。
ロジカルツリーについては図を見てもらったほうがいいだろうからググって欲しい。

 ミュレーションは簡潔に言うと妄想だ。
ただ、きちんと筋道を立てて結論に至る道が論理だっていることが条件だ。
前提となる数値や条件を予めきちんと用意しておこう。
そして精度に完璧を求めてはいけない。70%か80%で妥協しよう。
完璧なシミュレーションなどそれこそ妄想でしかない。
論理的でポジティブなシミュレーションから、良い挑戦が始まる。

 リスクはシミュレーションした時にみえるいくつもの難関だ。
これも完璧を求めると、リスクヘッジ自体がリスクに変わる事がある。
リスクの重さ、リスク発生の確率を概算で予測し、ヘッジすべきかどうかをまず考えたい。
リスクでつまづかない為にはどうすれば良いだろうか?
予めリスクを負う覚悟が必要だとすれば、それがのめる範囲だろうか?
リスクとリスクヘッジを模索し、適度に切り上げるのが優れたリスクマネージメントといえる。

 後はほとんど日本語なのでどういうものかは説明せずともなんとなく分かるだろうと思う。
戦略、戦術については後々詳しく突き詰めていきたい。

 後に、Why?Why?Why?法は常に行え、なんにでも応用できる大変優れた思考法だ。
良くいわれる5W1Hもいいが、思考を鍛える意味ではWhyが一番すぐれていると思う。
何から何まで、何故?と考え続ける事で、
対象の根本を探り続け、より深い答えを探究する事が目的だ。
ただ、これもやりすぎると
オタクっぽい、子供みたい、うっとうしい、風が吹けば桶屋が儲かる(論理の飛躍)・・・
というデメリットが出てくるので気をつけたい。
うまく使えば、逆順的な論理思考、洞察力、好奇心、
考える力の強化、雑学を深めた話題のエッセンス、なんでも鍛えられる。

例えば
Q 私は何故こんな文章を書いているのだろうか?
A 自分自身の考えをメモとして残すため。

Q 何故、メモで終わらせずブログで発信しているのだろうか?
A 考えを他者に伝えるためには、体系的な文やシンプルな表現にまとめる技術が必要で、それを鍛えられると思う。

Q 何故、鍛えたいのか?
A 企画書や事業計画書を起こす際に必要なスキルだから

Q 何故、それらが必要なのか?
A 経営者に必要なスキルだと思う

Q 何故、経営者なのか?
A 優れた経営者になり、成功する事が自分の人生に置いて大きな目的だから



れを文章にまとめると
 私は自分のブログで自分の考えを文章に起こし、発信を続けています。
なぜなら
優れた経営者になる為、体系的で解りやすい企画書や事業計画書を起こす技術が必要だと考えました。
そのため、ブログを利用した情報発信を通じて、他者に自分の考えを伝える事でその技術を鍛えています。
そして、優れた経営者になることは私の夢なのです。
という文が作れる。


 こういう発言をすらすらできると、就職活動で自己アピールするぐらいなら簡単ですね。
ただ、それ狙いなら敢えていくつか間をはしょることをお勧めします。
面接官の方が質問したくなる部分を作り、すかさずそこに一貫性ある答えを埋めると、デキる印象を与えます。
実は、上の文の中にも説明すべきなのにしていない部分(Whyに対する自分の答えが二つあったもの)があります。
以下、白字にしておきますので、興味がある方は当ててみてください。
「実際に企画書を書かれた経験はありますか?」
「ありますが、自分自身で客観視した時にまだ未熟だと感じました。
そこで、ただ企画書を書くと言う技術に限定するのではなく、文章そのものを書く技術を鍛えようと思いました。
また、自分の考えを客観視する眼が大切だと感じました。
自分の考えを文章に残すと言うことは、後々にそれを客観視する事もできる優れた方法だと考えています。


→その企画そのものについて聞かれる
→語る(前もって未熟である事を言ってあるためなんでも可)


 逆に面接官の方が良く質問を繰り返すのは、考えの深さをみてらっしゃるんだと思います。
何故?と掘り下げた結果が
答えられなかったり、魅力が無かったり、前と同じ回答をぐるぐる繰り返したりするとどうでしょう?
「ああ、こいつの言葉は上っ面だけだな」「中身が無いな」となってしまいます。
なので、アピ―ルにつなげなくても、自分の発言する言葉の根本を答えられるようにしておくと良いでしょうね。

 余談ですが、判定や批判が大好きな人(評論家気取りや完璧主義の上司)は、5W1Hで考えの穴を探ったりしますね。
これは、自分の方が優れている。という考えから生まれる思考です。
こういう人を相手にする時にも、質問されそうなポイントと回答をあらかじめ用意しておくと便利です。
が、そんなことせずに「流石ですね、勉強になります」とさらりと交わす方が楽でしょうね。


しに、自分は何故(自分の趣味)をやっているのか?を
5段階ぐらいまで探ってみてはいかがでしょうか?
意外な自分の一面が見えてくるかもしれませんよ。



そして読み直すと長い。どこがシンプルなんだよ。

*紹介した思考ツールはFrontierの独自解釈によるものです。
*気になる方は、まず自分でその手法について調べ、きちんとした解説を読む事をお勧めします。
20:42  |  ゲーム学  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

縦読み探そうとしたσ('_'*)にあやまれ・3・

他人の思考の軌跡を追うのは、思考トレーニングになるかしら。
ルーツを辿る、といえばいいのかな。
吐き出された結果と、その原因となる(と思われる)ものを見比べて
道筋を割り出す行為。
自分と異なる道筋が見えるほどおもしろい。(獲得情報になる)

相手が「何を考えるか」よりも「どう考えるか」のが興味ある。
るい |  2010年03月09日(火) 00:35 |  URL |  【コメント編集】

「流石ですね、勉強になります」

これで生きてきた結果がこれだよ^q^


↑米を縦読みしつつ、白抜き部分はシュウカツ面接の基本だのう。

語ったことへの掘り下げwhy?を連発されるのはいいが、すぐ次の話題移行でwhy?連発されるとダルイネ☆
すらいm |  2010年03月09日(火) 03:36 |  URL |  【コメント編集】

>ぺた
そっちのが勉強になるよ。
Why対象が自分の場合は答えを知ってるから、自分の本質を知れる練習。
Why対象が自分以外の場合は基本的に過去に対する推理です。

>すらいみー
話題にあんまり興味が無いんでしょう。
Frontier |  2010年03月10日(水) 01:10 |  URL |  【コメント編集】

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